院長紹介

杉浦真弓院長からのご挨拶

名古屋市立大学教授を定年退職し、不育症専門のクリニックを開設しました。不育症とは「流産あるいは死産が2回以上ある状態」と定義されています。2回以上の流産があれば原因の検査ができます。ただし妊娠反応だけが陽性で、超音波検査による胎のうなど妊娠の兆候が確認できていない「生化学妊娠」は流産に含まれません。
私は、1990年から35年間不育症・習慣流産の研究を継続し、世界標準検査・治療法の確立に貢献しました。その貢献によって名古屋市立大学不育症研究センターは2015年に文部科学省「不育症・ヒト生殖メカニズム解明のための共同研究拠点」の認定を受けました。現在も不育症研究センター長を務めています。また、2017年には日本不育症学会を設立し、理事長も務めています。
長年の研究によって培った知識・技術によって名古屋市立大学病院の不育症患者さんは高い出産率を保ってきました。高い出産率の秘訣は、検査方法の選択にあります。
一方、患者さんのこころのケアに関する研究も精神科の先生方と行いました。不育症の患者さんは抑うつや次の妊娠への不安が強い方が多いと思います。85%の方が出産できます。検査を行うことで前向きになっていただければと思います。
是非、気軽にご相談にいらしてください。

職歴・研究歴

1985年3月名古屋市立大学医学部卒業
1985年4月名古屋市立大学医学部産婦人科
1986年8月国立浜松病院産婦人科
1987年10月名古屋市立緑市民病院産婦人科
1990年4月名古屋市立大学生化学講座において不育症研究を開始
1993年7月名古屋市立大学病院産婦人科
1994年7月名古屋市立大学産婦人科助手
1999年6月名古屋市立大学産婦人科講師
2000年4月名古屋市立大学医学部助教授
2006年1月
~2026年3月
名古屋市立大学大学院医学研究科 産科婦人科教授
2015年4月名古屋市立大学医学部不育症研究センター長 兼任

役員・役職

  • 日本不育症学会 理事長
  • 日本産科婦人科学会 代議員
  • 日本生殖医学会 理事
  • 日本人類遺伝学会 代議員
  • 日本生殖免疫学会 理事
  • 日本産婦人科・新生児血液学会 理事
  • 日本産婦人科遺伝診療学会 代議員
  • 厚生労働省ゲノム編集技術を用いたヒト受精胚等の臨床利用の在り方に関する専門委員会委員
  • 日本学術会議 連帯会員
  • 日本医学会「遺伝子・健康・社会」検討委員会 委員
  • European Society of Human Reproduction 会員

受賞

2012年1月27日産科医療功労者厚生労働大臣賞
2017年5月31日中日文化賞
2023年10月10日The International Federation of Gynecology and Obstetrics (FIGO) Women’s Award 2023受賞
2025年2月1日名古屋市立大学交流会 第1回交友会賞